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2017/05/08

Monthly Review(2017年4月)

開幕戦こそ自身ワーストの7失点で不安視されたものの、結局4月の3勝獲得はメジャー初年度の2014年以来のこと。特に3勝目の完璧なピッチングは序盤戦の不安を払拭して余りあるものとなった。開幕2週目以降はチーム全体の好調ぶりも際立ち、29日のオリオールズ戦で、ついにア・リーグ東地区首位に立った。この好調さを維持することができるかが、田中将大にとってもチームにとっても、5月以降の焦点となる。

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4月2日(トロピカーナ・フィールド)

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ニューヨーク・ヤンキース 3-7 タンパベイ・レイズ
敗戦 投球回:2回2/3 投球数:67 被安打:8  失点:7(自責点:7)奪三振:3 被本塁打:2 四球:2 死球:0

3年連続3回目の開幕投手として臨んだ2017シーズン最初の試合は、自身のワースト記録に並ぶ7失点で3回をもたずに降板という結果となった。オープン戦は6試合に登板して防御率0.38と好調さをうかがわせていたのだが、まさかの大乱調。今後に不安を残した。


4月8日(オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ)

ニューヨーク・ヤンキース 4-5 ボルチモア・オリオールズ
投球回:5回 投球数:92 被安打:6  失点:3(自責点:3)
奪三振:5 被本塁打:0 四球:4 死球:2

開幕戦から中5日で迎えた2戦目の登板。3回までは失点を許さなかったものの4回、5回で3点を喫して降板となった。チームはその後に逆転を許して敗戦。田中に勝敗はつかなかったが、5奪三振ながら被安打6に加えて6四死球と制球が定まっておらず、調子が上がってきていないことを印象付ける結果となった。




4月14日(ヤンキー・スタジアム)

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ニューヨーク・ヤンキース 4-3 セントルイス・カージナルス
勝利 投球回:6回1/3 投球数:103 被安打:5  失点:3(自責点:3)奪三振:5 被本塁打:1 四球:2

3戦目の登板は中5日を開けての、初対戦となるカージナルス戦。新登場曲、ももいろクローバーZの「何時だって挑戦者」初お披露目となった今季ホーム初登板は、初回こそ2点本塁打を許したものの、味方の援護もあって6回まで尻上がりに調子を上げ、7回途中で1点差に詰められたところで退いた。試合は救援陣が後続を断ち切り、そのまま勝利。復活の兆しを感じさせる今季初勝利となった。


4月19日(ヤンキー・スタジアム)

ニューヨーク・ヤンキース 9-1 シカゴ・ホワイトソックス
勝利 投球回:7回 投球数:96 被安打:6 失点:1(自責点:1)
奪三振:6 被本塁打:0 四球:2

初勝利から中4日での登板となった4戦目。前日にチームの連勝は8で途切れていたものの 、序盤の大量リードやバックの好守備など好調なチーム状態の後押しもあって、ホワイトソックス打線を最少の1失点で抑える好投を見せ、日米通算140勝に到達する今シーズン2勝目を獲得した。前3試合よりもゴロアウトの確率が高まり、確実に打者の低めにボールが集まりだした。



4月27日(フェンウェイ・パーク)

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ニューヨーク・ヤンキース 3-0 ボストン・レッドソックス
勝利 投球回:9回 投球数:97 被安打:3 失点:0(自責点:0)
奪三振:3 被本塁打:0 四球:0

雨による中止の影響で中7日での登板となった今季5戦目は、宿敵・レッドソックスを相手に3安打無四球無失点、わずか97球で9回を0封という圧巻の投球を披露。2014年5月以来の完封勝利で3勝目を挙げた。延べ29人の打者に対してゴロアウトが実に15個(フライアウトは3)を数えるという理想的なピッチング。完全復調を宣言する試合となった。



【4月の通算成績】

3勝1敗 防御率4.20
登板:5 先発:5 投球回:30 被安打:28 失点:14(自責点:14)
奪三振:22 被安打:28 被本塁打:3 四球:10 死球:2
被打率:.246 完投:1 完封:1 投球数:455(ストライク301)


2017/05/08